住居への侵入

殺人事件の犯人が被害者の住居に勝手に侵入するというケースがあります。
記憶にあたらしい三鷹のストーカー殺人ですが、あの事件では犯人が被害者宅に無施錠の窓から勝手に侵入してしばらく押入れの中に隠れていたということが報道されています。

あの事件はストーカーの恐怖やSNSでの出会いの危険性を世の中に知らしめたものでしたが、このように防犯の甘さが引き起こしたというところも指摘することができます。

また、埼玉でも無施錠のアパートを無差別に探して押し入ってそこの部屋の住人の女性に暴行を働くといったものがありました。

このように無施錠の家というのは犯罪者に押し入る隙を与えてしまうものです。
カギをかけていないからといって人の家にそうそう入ってくるものではないと思うかも知れませんが、正常な判断力を失っている人は何をしでかすかわかりません。

カギをかけるのは常識ですが、その常識をうっかりして忘れてしまうことはあると思います。
しかし、うっかりで済まされないケースを引き起こしてしまうこともあるということです。

オートロック式のレディースマンションに住んでいる人は半数以上がベランダの窓を開けっ放しにしていたり、玄関のカギを締め忘れてしまうことがあるそうです。
それに対して一戸建てに住んでいる人は締め忘れが比較的少ないと言えます。
ですから、住環境などによっても人の意識が変わってきます。油断しやすい傾向にあるオートロックのマンションはそれだけ空き巣などに狙われやすいとも言われます。

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